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ロシアのカラシニコフ、自爆型ドローンの生産増強

2023年05月29日(月)15時19分

 5月26日、ロシアの銃器メーカー、カラシニコフは、ウクライナ侵攻で使われる「カミカゼ・ドローン」と呼ぶ自爆型無人機を製造するために新たな部門を立ち上げると発表した。写真は同社のロゴ。2021年2月、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 26日 ロイター] - ロシアの銃器メーカー、カラシニコフは26日、ウクライナ侵攻で使われる「カミカゼ・ドローン」と呼ぶ自爆型無人機を製造するために新たな部門を立ち上げると発表した。

ウクライナ軍がロシア軍との戦闘初期に欧米、イスラエル、トルコ製の攻撃効率の高い無人航空機(UAV)を使用したことを受け、ロシアはイラン製無人機シャヘドを使い始めており、国内生産の増強も目指している。

カラシニコフはUAVの新規生産を開始すると発表。新たな部門の主要任務は自爆型ドローンの製造で、遠く離れた敵陣地の単体および集団の標的を高精度で破壊するように設計されているとした。

同社のアラン・ルシニコフ社長は2024年には同社の従来の強みである自爆型と偵察用のドローンの数を数倍に増やすことができると語った。

ロイター
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