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豪景気低迷は比較的穏やかに、インフレ対応必要=マッコーリーCEO
2023年05月02日(火)10時31分
豪投資銀行大手マッコーリー・グループのシェマラ・ウィクラマナヤケ最高経営責任者(CEO)は2日、根強いインフレによって国内外の金利は上昇が必要になる可能性が高いものの、豪景気減速は他国より緩やかにとどまるとの見方を示した。写真は、シドニー市内のショッピングモール入口の様子。2017年4月11日に撮影。(2023年 ロイター/Jason Reed)
[シドニー 2日 ロイター] - 豪投資銀行大手マッコーリー・グループのシェマラ・ウィクラマナヤケ最高経営責任者(CEO)は2日、根強いインフレによって国内外の金利は上昇が必要になる可能性が高いものの、豪景気減速は他国より緩やかにとどまるとの見方を示した。
同社主催のイベントで、人口増加や豊かな天然資源、再生可能エネルギーへのアクセスなどが金利上昇による豪経済への影響を和らげると指摘。「(こうした要因が)国内の基礎的成長をけん引し、長期の景気低迷から経済を守る」と述べた。
国内外の根強いインフレには対処が必要とし、株式市場が今後、一段の打撃を受ける可能性が高いとの見方も示した。
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