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ユーロ圏GDP、第1四半期は前期比+0.1% 予想下回る

4月28日、欧州連合(EU)統計局が発表した第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増で、ロイターがまとめた予想(0.2%増)に届かなかった。仏ニースの市場で2022年7月撮影(2023年 ロイター/Eric Gaillard)
[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が28日発表した第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増で、ロイターがまとめた予想(0.2%増)に届かなかった。
前年比では1.3%増。こちらも予想の1.4%増を下回った。
昨年第4・四半期の成長率(現在のユーロ圏20カ国)は前期比ゼロ%。当時の加盟国19カ国で見るとマイナス0.1%だった。
昨年第4・四半期にマイナス成長に陥ったドイツは、第1・四半期は前期比横ばい。フランス、イタリア、スペインは成長を確保した。
ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格上昇や、食品価格の上昇を受けたインフレ高騰、信頼感の低下、金利上昇がユーロ圏経済を圧迫した。