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ユーロ圏景況感指数、4月は横ばい サービス業改善も製造業悪化
2023年04月27日(木)20時13分
欧州連合(EU)欧州委員会が27日発表した4月のユーロ圏景況感指数は99.3と、前月からほぼ横ばいだった。ローマで昨年6月撮影。(2023年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)
[ブリュッセル 27日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が27日発表した4月のユーロ圏景況感指数は99.3と、前月からほぼ横ばいだった。
消費者、小売業、サービス業の景況感が改善したが、製造業の景況感が悪化した。インフレ期待は引き続き低下した。
景況感指数は4カ月連続で99─100のレンジ内にとどまった。ロイターがまとめた市場予想は99.9だった。3月分は99.2に下方修正された。
製造業の景況感は上昇との予想に対し3カ月連続で悪化。生産の見通しと受注の評価が悪化した。
サービス業の景況感は改善。需要に対する楽観的な見方が強まった。
製造業の販売価格予想は7カ月連続で低下。
消費者のインフレ期待は2020年12月以来の低水準。22年4月以降、低下基調が続いている。
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