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米ISM製造業景気指数、1月は47.4に低下 20年5月以来の低水準

米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業総合指数(NMI)は47.4と2022年12月の48.4から低下し、20年5月以来の低水準となった。低下は3カ月連続。金利上昇によって財(モノ)の需要が抑制された。一方、製造業では大量のレイオフは実施されていないもようだ。(2023年 ロイター/Charles Mostoller)
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業総合指数(NMI)は47.4と2022年12月の48.4から低下し、20年5月以来の低水準となった。低下は3カ月連続。金利上昇によって財(モノ)の需要が抑制された。一方、製造業では大量のレイオフは実施されていないもようだ。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は48.0。指数は50を下回ると米経済の11.3%を占める製造業の縮小を示す。48.7は経済全体のリセッション(景気後退)に一致するとみられている。
ISMの個別指数のうち新規受注指数は42.5と12月の45.1から低下。低下は5カ月連続。需要減少と原材料の供給改善により、受注残は減少している。
供給業者の納入を示す指数は12月の45.1から45.6に上昇。50を下回ると、工場への納品が速くなることを示す。
投入価格指数は12月の39.4から44.5に上昇。 雇用指数は50.8から50.6に低下した。