ニュース速報

ビジネス

米ISM製造業景気指数、1月は47.4に低下 20年5月以来の低水準

2023年02月02日(木)00時44分

米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業総合指数(NMI)は47.4と2022年12月の48.4から低下し、20年5月以来の低水準となった。低下は3カ月連続。金利上昇によって財(モノ)の需要が抑制された。一方、製造業では大量のレイオフは実施されていないもようだ。(2023年 ロイター/Charles Mostoller)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業総合指数(NMI)は47.4と2022年12月の48.4から低下し、20年5月以来の低水準となった。低下は3カ月連続。金利上昇によって財(モノ)の需要が抑制された。一方、製造業では大量のレイオフは実施されていないもようだ。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は48.0。指数は50を下回ると米経済の11.3%を占める製造業の縮小を示す。48.7は経済全体のリセッション(景気後退)に一致するとみられている。

ISMの個別指数のうち新規受注指数は42.5と12月の45.1から低下。低下は5カ月連続。需要減少と原材料の供給改善により、受注残は減少している。

供給業者の納入を示す指数は12月の45.1から45.6に上昇。50を下回ると、工場への納品が速くなることを示す。

投入価格指数は12月の39.4から44.5に上昇。 雇用指数は50.8から50.6に低下した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ソフトバンクG、1―3月期純利益5171億円 通期

ビジネス

英金利は高止まりの可能性も、中銀チーフエコノミスト

ビジネス

独ZEW景気期待指数、5月はプラス転換 予想も上回

ビジネス

ホンダ社長、日産との統合協議再開「当分もうない」
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映った「殺気」
  • 3
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因は農薬と地下水か?【最新研究】
  • 4
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 5
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 6
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 7
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 8
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 9
    「出直し」韓国大統領選で、与党の候補者選びが大分…
  • 10
    ハーネスがお尻に...ジップラインで思い出を残そうと…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 7
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 8
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 9
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中