ニュース速報

ビジネス

中国PMI、1月は製造業・非製造業とも50超え 昨年9月以来

2023年01月31日(火)15時10分

 1月31日、中国国家統計局が発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と、前月の47.0から上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50の水準を昨年9月以降初めて上回った。山東省徳州市で2022年8月撮影(2023年 ロイター/Siyi Liu)

[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と、前月の47.0から上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50の水準を昨年9月以降初めて上回った。

新型コロナウイルス感染を封じ込める「ゼロコロナ」政策転換後の感染の波が予想より早く収まった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は49.8だった。

また、1月の非製造業PMIは54.4と前月の41.6から上昇。こちらも昨年9月以来の50超え。ただ、春節(旧正月)休暇に伴う季節的な支出の増加に支援された面がある。

製造業と非製造業を合わせた総合PMIは52.9。昨年12月は42.6だった。

ジョーンズ・ラング・ラサールのチーフエコノミスト、ブルース・パン氏はノートで「PMI指標は生産、オペレーション、市場の状態に対する信頼が大幅に改善したことを示している」と指摘。一方、新規輸出受注に関するサブ指数が46.1にとどまっていることが懸念材料だとした。

恒生銀行(中国)のチーフエコノミスト、ダン・ワン氏は「誰もがまだかなり慎重であるため(1月の景況拡大は)少し予想外だ」と指摘。「雇用、在庫、納期というその他の実体指標は全て悪化した。輸出受注が落ち込んだということは、国内の受注が大幅に増えたに違いない」と語った。

小規模企業や沿岸地域により焦点を当てた財新による製造業PMIは2月1日に発表される。アナリスト予想は49.5。昨年12月は49.0だった。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

英1月小売売上高、前月比+1.8% 24年5月以来

ビジネス

ゴールドマン、中銀の金購入鈍化「一時的」と予想

ワールド

韓国・尹前大統領が非常戒厳を謝罪、判決は報復と批判

ワールド

フィリピン、南シナ海巡り中国と「対話ルート維持」 
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も
  • 3
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではなかった...繰り返される、米民主党と同じ過ち
  • 4
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 5
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 6
    ディープフェイクを超えた「AI汚染」の脅威──中国発…
  • 7
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 10
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 8
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中