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米国株式市場=反落、米PPIが予想上回る

2022年12月10日(土)07時08分

American flags hang from the facade of the New York Stock Exchange (NYSE) building after the start of Thursday's trading session in Manhattan in New York City, New York, U.S., January 28, 2021. REUTERS/Mike Segar

[9日 ロイター] - 米国株式市場は反落して取引を終えた。投資家は経済指標を消化し、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が0.50%ポイントの利上げを行うとみている。

米労働省が発表した11月の卸売物価指数(PPI)は前年比、前月比ともに上昇率が市場予想を若干上回った。ただ基調的には減速の傾向を示している。

一方、米ミシガン大学が発表した12月の消費者信頼感指数(速報値)は前月から上昇し、消費者心理の改善を示した。また、1年先のインフレ期待は4.6%と前月から低下し、15カ月ぶりの低水準となった。

フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む0.50%ポイント利上げの確率は77%、0.75%ポイント利上げの確率は23%。この日の経済指標発表後でもほとんど変化していない。

カナダのスポーツ衣料大手ルルレモン・アスレティカが約13%急落。クリスマス商戦を含む第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回った。

米動画配信サービス大手・ネットフリックスは3.1%上昇。ウェルズ・ファーゴが「イコールウエート」から「オーバーウエート」に投資判断を格上げした。

米半導体大手ブロードコムは2.6上昇。市場予想を上回る第1・四半期(2022年11月─23年1月)売上高見通しを示した。

S&P主要11セクターのうち10セクターが下落した。エネルギーやヘルスケアの下落が目立った。

週間では、S&P500が3.4%、ダウが2.8%、ナスダック総合が4%、それぞれ下落した。

米取引所の合算出来高は99億株。直近20営業日の平均は109億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33476.46 -305.02 -0.90 33746.7 33844.6 33462.

1 3 65

前営業日終値 33781.48

ナスダック総合 11004.62 -77.39 -0.70 11038.1 11138.7 10999.

7 0 26

前営業日終値 11082.00

S&P総合500種 3934.38 -29.13 -0.73 3954.17 3977.02 3933.0

4

前営業日終値 3963.51

ダウ輸送株20種 13762.82 -46.92 -0.34

ダウ公共株15種 974.31 -3.23 -0.33

フィラデルフィア半導体 2721.02 -23.72 -0.86

VIX指数 22.84 +0.55 +2.47

S&P一般消費財 1079.62 -5.62 -0.52

S&P素材 507.77 -4.92 -0.96

S&P工業 835.70 -6.85 -0.81

S&P主要消費財 789.18 -6.08 -0.76

S&P金融 572.33 -1.63 -0.28

S&P不動産 239.51 -0.49 -0.20

S&Pエネルギー 629.47 -14.99 -2.33

S&Pヘルスケア 1605.20 -20.87 -1.28

S&P通信サービス 164.19 +0.03 +0.02

S&P情報技術 2281.80 -14.43 -0.63

S&P公益事業 357.73 -1.71 -0.48

NYSE出来高 9.02億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27775 - 75 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 27745 - 105 大阪比

ロイター
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