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ネットフリックス株価3割強急落、18年ぶりの大幅な下げに

2022年04月21日(木)03時02分

20日の米国株式市場で、米動画配信サービス大手ネットフリックスの株価が3割強下落した。19日撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[20日 ロイター] - 20日の米国株式市場で、米動画配信サービス大手ネットフリックスの株価が3割強下落した。第1・四半期の契約者数が約10年ぶりに減少に転じ、同社の成長に対する懸念が広がった。

ネットフリックスの株価は37%安の220.40ドル。下落率は約18年ぶりの大きさとなる勢い。

ボケ・キャピタル・パートナーズの最高投資責任者(CIO)、キム・フォレスト氏は「ネットフリックスは成長企業が成長を失うとどうなるかの見本となった」と指摘。成長企業への投資はキャッシュフローの伸びが前提だが、株価が急落すれば成長を求める投資家はすぐに手を引くと述べた。

JPモルガンは目標株価を半減させ305ドルと、ウォール街の予想中央値400ドルを大幅に下回る水準に設定。2022年の契約者数の伸び見通しも従来予想の半分の800万人に引き下げた。

パイパー・サンドラーは「ビジネスの転換期を迎えている。契約者数は減速しており、パンデミック(世界的大流行)前の純増ペースに戻るとは考えにくい」とした。

ロイター
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