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ワクチン開発のSKバイオサイエンス、IPOで13億ドル調達へ
2021年03月08日(月)17時59分
[ソウル 8日 ロイター] - 韓国のワクチン開発企業、SKバイオサイエンスは8日、新規株式公開(IPO)で1兆5000億ウォン(13億3000万ドル)を調達するとの見通しを示した。
同国では2017年以降で最大規模のIPOとなる。
公開価格は1株6万5000ウォン。仮条件(1株4万9000ー6万5000ウォン)の上限となった。
韓国では2017年5月にゲーム開発会社のネットマーブルがIPOで2兆7000億ウォンを調達している。
時価総額は5兆ウォンとなる見通し。
IPOでは新株1530万株と既存の株式765万株を公開する。
筆頭株主のSKケミカルが上場後も68.4%の株式を継続保有する。
SKバイオサイエンスは、英アストラゼネカや米ノババックスの新型コロナウイルスワクチンを韓国国内で生産する契約を締結しているほか、昨年11月には自社開発の新型コロナワクチンの臨床試験を開始する認可を得た。
上場予定日は今月18日。
韓国では、昨年以降の力強い個人消費を背景に今年IPOが相次ぐ見通し。系列会社のSKバイオファーマシューティカルズなど、複数の企業がIPOで成功を収めている。
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