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ECB、望ましくない利回り上昇に対応する柔軟性ある=副総裁
2021年03月02日(火)17時50分
3月2日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁(写真)は、債券利回りの望ましくない上昇に対応する柔軟性をECBは有しているとの認識を示した。独ベルリンで2020年9月代表撮影(2021年 ロイター)
[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は2日、債券利回りの望ましくない上昇に対応する柔軟性をECBは有しているとの認識を示した。
ポルトガル紙パブリコに「名目利回りの上昇が資金調達に悪影響を及ぼすか注視する必要がある」と語った。
悪影響をもたらすとの結論に達したら、ECBは必要に応じてパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の範囲も含めてプログラムの再調整に柔軟に対応すると述べた。
「われわれには調整の余地があり手段もある」と指摘した。
ECBは来週の理事会で2021年のインフレ予想を引き上げる可能性があるが、今年の物価上昇はおおむね一時的なもので短期的なインフレの高まりはさほど懸念していないと説明した。
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