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トランプ氏の所有施設、昨年は軒並み減益 コロナ封鎖で
トランプ前米大統領が所有する主要な接客サービス資産の財務報告(20日発表)によると、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)により、多くの施設で昨年の収益が減少したことが分かった。写真は、同氏の資産のひとつ、米ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテルの玄関。昨年12月2日に撮影。(2021年 ロイター/Tom Brenner)
[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ前米大統領が所有する主要な接客サービス資産の財務報告(20日発表)によると、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)により、多くの施設で昨年の収益が減少したことが分かった。
ワシントンDCのトランプ・インターナショナル・ホテルの2020年から今年初めの3週間における収益は1510万ドルで、2019年の財務報告と比較すると62.7%の減益となる。
ラスベガスの施設でも60.5%減の920万ドルとなったほか、フロリダ州のゴルフコースも42.7%減の4420万ドルだった。
増益を記録した数少ない施設の1つが、フロリダ州パームビーチの別荘マールアラーゴ。収益は13%増の2420万ドルだった。
この別荘はトランプ氏が退任後の生活拠点とする予定で、大統領時代には政界関係者や海外の要人を招待するなどの目的でしばしば利用していた。