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中国、市場の違法行為の取り締まり強化へ=国務院

2020年07月13日(月)12時06分

[上海 13日 ロイター] - 中国政府は、証券詐欺や会計詐欺を絶対に容認しないと表明、資本市場の大型犯罪の取り締まりを強化する方針を示した。

国務院(内閣に相当)が明らかにした。劉鶴副首相の主宰で12日に金融安定発展委員会の会議を開いた。

規制当局は罰則を強化する方針を表明。関連省庁と犯罪撲滅チームを結成し、協力を強化する方針を示した。

上場廃止制度の改革を進め、不正行為に関与する企業を国内の株式市場から締め出す意向も示した。

同国では、康美薬業<600518.SS>や康得新複合材料集団<002450.SZ>といった企業で会計を巡る不祥事が起きている。

中国証券監督管理委員会は10日、康美薬業の126億ドル規模の金融詐欺に関与したとして、広発証券<000776.SZ><1776.HK>を処分した。

広発証券は証券スポンサー業務を6カ月間、債券引受業務を1年間禁止される。

ロイター
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