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S&P5日ぶり反落、雇用統計控え利食い売り
米国株式市場ではS&P総合500種指数が5日ぶりに反落。ナスダック総合指数も値下がりした。雇用統計の発表を5日に控え、利食い売りが出た。ニューヨーク証券取引所で5月撮影(2019年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場ではS&P総合500種指数<.SPX>が5日ぶりに反落。ナスダック総合指数<.IXIC>も値下がりした。雇用統計の発表を5日に控え、利食い売りが出た。ダウ平均株価<.DJI>は11ドル高で引けた。
インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者、クリス・ザッカレリ氏は「今週に入り株価は割高となっており、値下がりは驚きではない」と述べた。
朝方発表された週間の新規失業保険申請件数は187万7000件と、3月半ば以降初めて200万件を下回ったものの、依然として非常に高い水準にある。
注目される5日発表の5月米雇用統計では失業率が19.7%に悪化すると予想されている。
欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で政策金利を予想通り据え置く一方、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の債券買い入れ規模をほぼ倍増し、1兆3500億ユーロとした。
米連邦準備理事会(FRB)は来週、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。
S&P500の主要11セクターは、金融<.SPSY>、工業<.SPLRCI>、素材<.SPLRCM>以外がマイナス圏で引けた。
個別銘柄ではアメリカン航空グループ
電子商取引大手イーベイ
ネット証券最大手チャールズ・シュワブ
一方、食品JMスマッカー
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.08対1の比率で上回った。ナスダックでは1.06対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は144億6000万株。直近20営業日の平均は116億8000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26281.82 +11.93 +0.05 26226.4 26384.1 26082.3 <.DJI>
9 0 1
前営業日終値 26269.89
ナスダック総合 9615.81 -67.10 -0.69 9649.65 9716.14 9560.41 <.IXIC>
前営業日終値 9682.91
S&P総合500種 3112.35 -10.52 -0.34 3111.56 3128.91 3090.41 <.SPX>
前営業日終値 3122.87
ダウ輸送株20種 9575.25 +134.48 +1.42 <.DJT>
ダウ公共株15種 814.06 -17.21 -2.07 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1953.47 +16.00 +0.83 <.SOX>
VIX指数 25.82 +0.16 +0.62 <.VIX>
S&P一般消費財 1028.05 -5.67 -0.55 <.SPLRCD>
S&P素材 365.88 +1.29 +0.35 <.SPLRCM>
S&P工業 607.57 +6.30 +1.05 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 608.40 -3.61 -0.59 <.SPLRCS>
S&P金融 418.46 +8.10 +1.97 <.SPSY>
S&P不動産 221.44 -4.07 -1.81 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 313.17 -0.48 -0.15 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1181.32 -9.60 -0.81 <.SPXHC>
S&P通信サービス 182.14 -1.48 -0.80 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1734.58 -14.70 -0.84 <.SPLRCT>
S&P公益事業 305.03 -6.06 -1.95 <.SPLRCU>
NYSE出来高 11.68億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22735 - 25 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物6月限 円建て 22725 - 35 大阪比 <0#NIY:>