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日産の英工場、通商協定なきEU離脱なら維持不能=グプタCOO
2020年06月03日(水)19時56分
6月3日、日産自動車のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は、英国が通商協定を結ばずに欧州連合(EU)から離脱すれば、同国北部のサンダーランド工場は「維持できない」との見解を示した。写真はサンダーランド工場で、2019年10月撮影(2020年 ロイター/Phil Noble)
[ロンドン 3日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は3日、英国が通商協定を結ばずに欧州連合(EU)から離脱すれば、同国北部のサンダーランド工場は「維持できない」との見解を示した。
サンダーランド工場は英国最大の自動車工場で7000人を雇用し「キャシュカイ」「ジューク」「リーフ」などを生産している。昨年の生産台数はおよそ35万台だった。
グプタ氏はBBCに「日産は英国でトップの自動車メーカーだ。われわれは(生産を)続けたいと考えており、懸命に取り組んでいる」と述べた上で、EU離脱により関税が課せられれば事業は維持できなくなると指摘した。
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