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VWに補償金支払い命令、排ガス不正問題で独連邦裁

2020年05月25日(月)23時21分

ドイツ連邦裁判所は25日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排出ガス規制を不正に逃れるために違法なソフトウェアを搭載したディーゼル車の国内所有者に対し、補償金を支払うよう命じた。独ツウィッカウで2月撮影(2019年 ロイター/MATTHIAS RIETSCHEL)

[カールスルーエ(ドイツ) 25日 ロイター] - ドイツ連邦裁判所は25日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排出ガス規制を不正に逃れるために違法なソフトウェアを搭載したディーゼル車の国内所有者に対し、補償金を支払うよう命じた。

判決によると、所有者は車両を返却することにより、購入価格の一部が返金される。返金額がどの程度になるのかは示されていない。

VWは今回の判決を受け、下級裁判所で係属中の約6万件の関連訴訟の「根本的な問題に対する連邦裁の見解が明確になる」とした。

VWは2015年9月にディーゼル車の排ガス不正問題を認め、規制当局の罰金などですでに300億ユーロ(330億ドル)以上の費用がかかっている。

ロイター
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