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中国、新型肺炎の「低リスク」地域は生産活動復旧すべき=発改委
2020年02月26日(水)02時09分
[北京/上海 25日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(NDRC)高官は25日、新型コロナウイルス流行の影響に「低リスク」と見なされる地域では、企業・生産活動を完全に復旧し、輸送規制を解除する必要があると表明した。
この高官は、経済への影響を最小限にとどめるために微妙なさじ加減での対応が必要と強調。現時点で新型ウイルスを巡る状況は全ての地域で同じというわけではなく、それぞれの状況に応じた措置を講じなければ、景気回復を阻害する恐れがあると警鐘を鳴らした。
北京および湖北省を除く地域を低・中・高リスクに分類し、リスクの水準に合わせ経済活動の復旧に向けた計画が策定すると説明。低リスクと見なされる地域では「通常の生産や日常生活を完全に復旧させ、輸送規制の解除に加え、企業が雇用や原材料、資金調達、設備などの問題に対処できるよう支援すべき」とした。
一方、高リスクとされる地域では「厳格な管理」を維持し、新型ウイルスの流行が一段落した段階で緩やかなペースで生産活動を復旧させるべきとした。
世界保健機関(WHO)は、中国での新型ウイルス感染拡大のピークは1月23─2月2日だったとの見方を示している。
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