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ロンドン証取のリフィニティブ買収、欧州当局判断は夏ごろ=取締役
欧州競争当局は、ロンドン証券取引所(LSE)が金融情報会社リフィニティブを買収する計画について、「夏ごろに」承認の是非を決定する見通しだ。LSE取締役が21日明らかにした。 写真はスクリーンに映るリフィニティブのロゴ。2019年8月、ロンドンで撮影(2020年 ロイター/Toby Melville)
[ミラノ 21日 ロイター] - 欧州競争当局は、ロンドン証券取引所(LSE)
LSEは昨年8月、リフィニティブの買収で合意。実現すればLSEはあらゆる地域と通貨を網羅する金融市場データの提供元としてブルームバーグのライバルとなる。ただ当局の承認を獲得し、買収資金を手当てするために、一部資産を売却するのではないかとの観測が生まれている。
イェルサルミ氏はミラノで開催されたイベントの傍ら「(傘下の)ミラノ証券取引所はLSEにとって戦略的資産だ。現時点で売却は考えていない」との見方を示した。
同氏はまた、LSEとリフィニティブがそれぞれ保有する電子債券プラットフォーム、「MTS」と「トレードウェブ」は、重複という観点で何ら問題はないと付け加えた。
リフィニティブは、LSEが買収に合意する10カ月前、米投資会社のブラックストーン