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11月の外為取引額、前年比4.2%減 2カ月連続の減少=CLS
2019年12月16日(月)19時52分
[ロンドン 16日 ロイター] - 外為取引決済サービスを提供するCLSは16日、11月の外為取引額(1日平均)が前年同月比で4.2%減少したことを明らかにした。
米中貿易交渉の長期化や英総選挙を控えて市場のボラティリティーが低下したことが背景。
11月の取引額は1日平均1兆6100億ドル。前年は1兆6800億ドルだった。取引額は前月比でも10%減少した。
CLSのプラットフォームでは外為取引高が2カ月連続で減少。国際決済銀行(BIS)によると、今年は銀行が行内システムでの取引を増やしている。
今年は、ボラティリティーが記録的な低水準付近で推移したにもかかわらず、総じて外為取引が増えていた。ただ11月は、米中貿易交渉や英総選挙を巡る不透明感を受けて、様子見に回るトレーダーが増えたとみられる。
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