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ESM巡る条約見直し、来年早々に承認=ユーログループ議長
2019年12月05日(木)03時01分
[ブリュッセル 4日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は4日、欧州安定メカニズム(ESM)を巡る条約見直しの承認時期について、当初予定されていた12月ではなく来年初頭になる可能性が高いと述べた。
センテノ議長はユーロ圏財務相会合前に記者団に対し、ESMを巡る条約見直しに関して6月に決定して以降、技術的な作業が行われてきたとし、「来年早々にも条約見直しに署名することを検討している」と語った。
条約見直しにより、一部債権者の反対によって国債の債務再編が困難になるホールドアウトのリスクが低下し、ESMがユーロ圏加盟国と債権者の仲介役になる可能性がある。
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