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米求人件数、8月は過去最高の713.6万件
2018年10月17日(水)03時08分
[ワシントン 16日 ロイター] - 米労働省が16日発表した求人労働移動調査(JOLTS)によると、8月の求人件数(季節調整済み)は713万6000件で、2000年の統計開始以来の最高水準を更新した。
前月の708万件から大幅に増え、条件に合う働き手の確保が企業にとってさらに難しくなっていることが示された。
求人率は7月の4.5%から4.6%に上昇し、統計開始以来最高となった。採用数も571万3000件から578万4000件に増加、統計開始以来最高となった。採用率は3.8%から3.9%に上昇した。
求人の増加は金融、専門職、ヘルスケア関連職などに集中。MUFG(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリス・ラプキー氏は「これまでのところ労働力不足が景気減速につながった例はないが、向こう数年間は労働力不足が景気の継続的な拡大に対する最大のリスクとなる」と述べた。
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