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米大統領、歳出法案に署名する意向表明 政府機関の閉鎖回避へ
9月t26日、米下院は、12月7日までのつなぎ予算を盛り込んだ大型歳出法案を361対61の圧倒的賛成多数で可決した。会見するトランプ米大統領。ニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Carlo Allegri)
[ワシントン 26日 ロイター] - 米下院は26日、12月7日までのつなぎ予算を盛り込んだ大型歳出法案を361対61の圧倒的賛成多数で可決した。トランプ大統領が同法案に署名する意向を示したため、今年度予算が失効する30日以降の政府機関の閉鎖は回避される見通しとなった。
トランプ氏は歳出法案に署名するかとの記者の問いに「われわれは政府を閉鎖させない」と表明した。
ライアン下院議長は同日、トランプ大統領が歳出法案すべてに署名し、政府機関の閉鎖を回避できると確信していると語っていた。
同歳出法案は既に上院で可決されており、今後ホワイトハウスに送られる。
法案では、国防総省向けに2019年会計年度(19年9月まで)通年の予算として6750億ドルが手当てされたほか、厚生省、労働省、教育省に約1800億ドルが割り当てられた。
トランプ大統領は従来、メキシコとの国境の壁建設費用を確保できなければ、政府機関の閉鎖も辞さないとの考えを示していたが、少なくとも11月6日の中間選挙までは閉鎖回避に協力する姿勢に転じている。