ニュース速報

ビジネス

米国株式市場はナスダック最高値更新、ダウは小幅安

2018年06月21日(木)06時46分

 6月20日、米国株式市場で、ナスダック総合指数<.IXIC>が上昇し、終値で最高値を更新した。大型ハイテク株や一般消費財銘柄などに買いが入った。ニューヨーク証券取引所で19日撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米国株式市場で、ナスダック総合指数<.IXIC>が上昇し、終値で最高値を更新した。大型ハイテク株や一般消費財銘柄などに買いが入った。一方、ダウ工業株30種<.DJI>は小幅安で引けた。

21世紀フォックスの一部事業買収を計画するウォルト・ディズニーが提示額を引き上げたことを受け、フォックスは7.5%急伸。ディズニーも1%上昇した。先週フォックスに買収案を提示したコムキャストは1.8%高。

メディア関連株の上昇に支えられ、S&P500は4営業日ぶりにプラス圏で引けた。

ハイテク大手5社の「FAANG」銘柄も急伸し、5社中4社が過去最高値を付けた。終値はフェイスブックが2.3%高、アルファベットが0.5%高、アマゾン・ドット・コムは0.9%高。

貿易戦争を巡る懸念からこのところ下げが続いていたボーイングは0.5%高と、7営業日ぶりに反発した。

ゼネラル・エレクトリック(GE)は0.5%安。ダウ工業株30種構成銘柄からの除外が発表されたことが重しとなった。

スターバックスは9.1%急落。4─6月期の世界の既存店売上高見通しがアナリスト予想を下回った。

オラクルも、6─8月の利益見通しがアナリスト予想に届かなかったことを嫌気して7.5%安となった。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.53対1の比率で上回った。ナスダックも1.80対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約66億3000万株。直近20営業日の平均は69億8000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24657.80 -42.41 -0.17 24771.17 24804.76 24628.39 <.DJI>

前営業日終値 24700.21

ナスダック総合 7781.52 +55.93 +0.72 7764.15 7806.60 7755.48 <.IXIC>

前営業日終値 7725.59

S&P総合500種 2767.32 +4.73 +0.17 2769.73 2774.86 2763.91 <.SPX>

前営業日終値 2762.59

ダウ輸送株20種 10872.93 +9.63 +0.09 <.DJT>

ダウ公共株15種 688.38 +0.42 +0.06 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1398.60 +7.02 +0.50 <.SOX>

VIX指数 12.79 -0.56 -4.19 <.VIX>

S&P一般消費財 894.32 +4.23 +0.48 <.SPLRCD>

S&P素材 365.24 -1.43 -0.39 <.SPLRCM>

S&P工業 615.98 +0.11 +0.02 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 525.57 +0.57 +0.11 <.SPLRCS>

S&P金融 453.08 -1.41 -0.31 <.SPSY>

S&P不動産 197.00 +2.13 +1.09 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 554.52 +2.35 +0.43 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 984.48 +2.01 +0.20 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 144.88 -1.42 -0.97 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1260.84 +4.19 +0.33 <.SPLRCT>

S&P公益事業 254.78 0.00 0.00 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.89億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22520 + 40 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 22480 0 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米共和党対中強硬派、華為への販売全面阻止を要求 イ

ビジネス

世界のワイン需要、27年ぶり低水準 価格高騰で

ワールド

米国務省のアラビア語報道官が辞任、ガザ政策に反対

ワールド

欧州委、ロシア産LNGの制裁検討 禁輸には踏み込ま
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 5

    未婚中高年男性の死亡率は、既婚男性の2.8倍も高い

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこ…

  • 7

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 8

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 9

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中