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金融規制、大幅修正の前に効果確認を=クリーブランド連銀総裁
2018年05月18日(金)16時59分
5月18日、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁(写真)は、金融危機後に導入した規制により大手金融機関は一段と抵抗力をつけたと指摘し、大幅に緩和する前に次の景気後退時に効果を確かめたいとの立場を示した。写真はニューヨークで2015年11月撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)
[フランクフルト 18日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は18日、金融危機後に導入した規制により大手金融機関は一段と抵抗力をつけたと指摘し、大幅に緩和する前に次の景気後退時に効果を確かめたいとの立場を示した。
フランクフルトでの講演の準備原稿で述べた。
米経済見通しについては、これまでの「長期間」と同様に堅調との見方を改めて示した。
「金融危機後に導入した措置は金融システムを一段と強化した。これを巻き戻すのは間違いだ」とし、「大幅な修正を加える前に(景気)サイクル全体において、これらがどう機能するか確認したい」と主張した。
*内容を追加しました。
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