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コカ・コーラ、第1四半期は予想超え 今期は英砂糖税などが影響も
4月24日、米飲料大手コカ・コーラが発表した第1・四半期決算は、コカ・コーラゼロやダイエットコーク新商品の好調な販売を追い風に、利益と売上高がともに市場予想を上回った。ただ、英国で今月初旬に導入された砂糖税の影響などが第2・四半期の業績への重しになるとの見通しを示した。2月撮影(2018年 ロイター/Regis Duvignau/File Photo)
[24日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラ
コカ・コーラの株価は決算を受け当初上昇していたものの、見通しが嫌気され、その後は約2%安で推移した。
純利益は13億7000万ドルで、1株利益は0.32ドル。前年同期は11億8000万ドル(1株利益0.27ドル)だった。
特殊要因を除いた1株利益は0.47ドルで、トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想を0.01ドル上回った。
純売上高は16%減の76億3000万ドル。ただ、予想の73億4000万ドルは上回った。
オーガニックセールス(買収・売却や為替相場などの影響を除く売上高)は5%増。
数量ベースでは3%増。ソーダ飲料や茶系飲料、コーヒー飲料が伸びをけん引した。買収などの影響を除いた売上高は5%増だった。
通年のオーガニックセールス伸び率および1株利益見通しは据え置いた。
同社のジェイムズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は、決算発表を受け「われわれは正しい戦略を敷いており、通期見通しを達成する能力に引き続き自信を持っている」と述べた。
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