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コカ・コーラ、第1四半期は予想超え 今期は英砂糖税などが影響も

2018年04月25日(水)07時59分

 4月24日、米飲料大手コカ・コーラが発表した第1・四半期決算は、コカ・コーラゼロやダイエットコーク新商品の好調な販売を追い風に、利益と売上高がともに市場予想を上回った。ただ、英国で今月初旬に導入された砂糖税の影響などが第2・四半期の業績への重しになるとの見通しを示した。2月撮影(2018年 ロイター/Regis Duvignau/File Photo)

[24日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラが24日発表した第1・四半期決算は、コカ・コーラゼロやダイエットコーク新商品の好調な販売を追い風に、利益と売上高がともに市場予想を上回った。ただ、英国で今月初旬に導入された砂糖税の影響や米国での輸送コスト拡大が第2・四半期の業績への重しになるとの見通しを示した。

コカ・コーラの株価は決算を受け当初上昇していたものの、見通しが嫌気され、その後は約2%安で推移した。

純利益は13億7000万ドルで、1株利益は0.32ドル。前年同期は11億8000万ドル(1株利益0.27ドル)だった。

特殊要因を除いた1株利益は0.47ドルで、トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想を0.01ドル上回った。

純売上高は16%減の76億3000万ドル。ただ、予想の73億4000万ドルは上回った。

オーガニックセールス(買収・売却や為替相場などの影響を除く売上高)は5%増。

数量ベースでは3%増。ソーダ飲料や茶系飲料、コーヒー飲料が伸びをけん引した。買収などの影響を除いた売上高は5%増だった。

通年のオーガニックセールス伸び率および1株利益見通しは据え置いた。

同社のジェイムズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は、決算発表を受け「われわれは正しい戦略を敷いており、通期見通しを達成する能力に引き続き自信を持っている」と述べた。

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