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ECB、インフレ動向に確信もてば資産買入終了へ=プラート理事
1月29日、欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、インフレが景気刺激策なしに目標に向かうと確信した際に、資産買い入れを終了するとの見解を示した。写真はソフィアで昨年5月撮影(2018年 ロイター/Stoyan Nenov)
[ブリュッセル/フランクフルト 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、インフレが景気刺激策なしに目標に向かうと確信した際に、資産買い入れを終了するとの見解を示した。
同理事はブリュッセルでの会合で、ECB理事会が持続的な調整への条件が整ったと判断した場合、ガイダンスに沿ってネットでの資産買い入れが終了する、との見解を示した。
その上で「今後のデータでインフレ圧力が緩やかに高まるとの見通しを示しても、金融政策状況が支援に不十分でインフレの道筋を危うくするなら、持続的調整と確認するには不十分だ」と述べた。
同理事は、資産買い入れ終了を段階的に行うか一度に実施するか、ECBはまだ決定していないと指摘。「一度での終了も可能で、段階的な終了もできる。これは依然として理事会での討議が必要な事項のひとつだと思う」と述べた。
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