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米9月の鉱工業生産は0.3%増、ハリケーン影響薄れ 見通し底堅く
2017年10月18日(水)04時21分
[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月の鉱工業生産指数は0.3%上昇し、市場予想と一致した。ハリケーン「ハービー」「イルマ」の影響が薄れるなか、建設や公益関連の生産が持ち直した。
8月は0.7%低下(上方修正後)していた。7月分は当初公表の0.4%上昇から0.1%低下に修正された。
FRBによると、ハービーとイルマが9月の生産の伸びを0.25%ポイント押し下げたという。
JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「生産がハリケーンに伴う障害から持ち直すなか、第4・四半期の鉱工業生産統計は底堅い伸びを示す見込み」と述べた。
第3・四半期の鉱工業生産指数は前年比1.5%低下。FRBによると、ハリケーンの影響を除けば最低でも同0.5%上昇していた。
9月の製造業生産指数は前月比0.1%上昇した。前月は0.2%低下(上方修正後)していた。生産全般が上向く中、設備稼働率は0.2%ポイント上昇して76.0%と、前月(75.8%、下方修正後)から上昇した。
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