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米7月CB消費者信頼感指数は121.1、2000年以降で2番目の高水準

2017年07月26日(水)04時26分

[ワシントン 25日 ロイター] - 米コンファレンス・ボード(CB)が発表した7月の消費者信頼感指数は121.1と、前月の117.3から上昇、2000年以降で2番目に高い水準をつけた。労働市場に関する楽観的な見方が押し上げ要因となっており、市場予想の116.5も上回った。

同指数は3月、16年ぶりの高水準となる124.9をつけている。

米経済の底堅さがあらためて浮き彫りとなった格好で、米連邦準備理事会(FRB)による年内3度目の利上げを後押ししそうだ。

MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「下期に入り、経済見通しが改善している」とし、「FRB当局者は、信頼感改善により消費拡大が見込めると自信を深め、緩やかな利上げを継続するだろう」と話す。

雇用十分、および就職困難の回答から算出する「労働市場格差」は、2001年以来の強い水準となった。これは労働省が発表する雇用統計の失業率との関連性が高いとされ、労働市場の緩みが引き続き解消していることを示す。

一方、所得改善を見込むとの回答は20.9%から20%にやや低下。所得減少を予想するとの回答は9.3%から10%に上昇した。

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