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ドルは104円前半でもみ合い、底堅いが上値追い材料もなく

2016年10月26日(水)12時21分

 10月26日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の104.28/30円だった。写真は都内で2013年12月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 26日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の104.28/30円だった。米国の年内利上げへの思惑が継続し、底堅い動きとなった。ただ、上値追いの材料も欠いたため、104円前半でのもみ合いとなった。

朝方は日経平均株価が小安く始まり、ドル/円はじりじりと水準を切り下げた。

豪第3・四半期消費者物価指数(CPI)が前年比1.3%増(予想は1.1%増)だったと発表され、追加利下げ期待の後退を映して豪ドルが上昇すると、ドル/円は一時104.02円へと下押しした。

その後は、仲値公示を挟んで一時104.38円に値を持ち直した。正午にかけて弱含んだものの、底堅い地合いは引き続き意識されているもよう。

市場では「東京市場では、ドル/円の買いが入りやすい。104円を割り込んだとしても、103円後半では押し目買いに支えられるのではないか」(国内金融機関)との声が出ていた。

ロイター
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