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企業の資金需要、3四半期ぶり改善 個人は悪化=日銀アンケート

2016年10月24日(月)09時41分

 10月24日、日銀の「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)10月調査によると、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)はプラス6で、前回の7月調査から2ポイント改善した。都内で1月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - 日銀が24日公表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の10月調査では、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプラス6となり、前回の7月調査から2ポイント改善した。

企業向けDIの改善は3四半期ぶり。規模別にみると、大企業向けがプラス1、中堅

企業向けがプラス3となり、ぞれぞれ前回調査のマイナス2、プラス1から改善した。中小企業向けはプラス5と横ばいだった。

個人向けの資金需要判断DIはプラス10となり、前回のプラス14から悪化した。悪化は3四半期ぶり。

住宅ローンがプラス12と前回のプラス13から小幅悪化したが、低金利を背景に高水準を維持している。消費者ローンはプラス4で横ばいだった。

(伊藤純夫)

ロイター
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