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米公定歩合引き上げ8連銀が提案、経済信頼感増す=議事要旨
8月23日、米FRBが公定歩合会合に関する議事要旨を公表した。写真はイエレン議長。ワシントンで3月撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque/File Photo)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が23日公表した公定歩合会合に関する議事要旨で、7月の会合で8地区連銀が引き上げを求め、前回の6地区連銀から増えていたことが分かった。米経済に対する信頼感が増していることを反映している可能性がある。
議事要旨によると、前回に続き引き上げを求めたカンザスシティー、リッチモンド、クリーブランド、サンフランシスコ、ボストン、セントルイスの各地区連銀に加え、今回はフィラデルフィアとダラス地区連銀も引き上げを提案した。
引き上げを求めた地区連銀は「経済活動が力強さを増しインフレ率がFRBが目標とする2%に向けて緩やかに上昇していくとの観測、および実際の動き」を理由として挙げた。
FRBは7月、公定歩合を1%に据え置くことを決定している。
公定歩合の引き上げを求めた地区連銀のうち、クリーブランド、カンザスシティー、ボストン、セントルイス各地区連銀の総裁が今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っている。
*写真とカテゴリーを追加、見出しを修正して再送します。