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エアバス、第2四半期利益は予想上回る 15億ドルの費用計上

2016年07月27日(水)19時28分

[パリ 27日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバス・グループは27日、第2・四半期決算を発表し、軍用輸送機「A400M」と旅客機「A350」関連で14億ユーロ(15億4000万ドル)の費用を計上した。

最新シリーズ「A320neo」の納入の遅れも決算に影を落とした。

第2・四半期の調整後の営業利益は4%減の11億8000万ユーロで、予想の10億1000万ユーロを上回った。

売上高は165億7000万ユーロ。予想は162億3000万ユーロだった。

「A400M」のギアボックス不具合関連で10億3000万ユーロ、「A350」の納入遅れ関連で3億8500万ユーロの費用を計上した。

決算発表を受け、エアバス株は4%超上昇した。ヘリコプターと防衛部門の業績が予想を上回ったことと、今年の販売目標維持が好感されている。

エンダース最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、今年の販売目標達成に自信を示した。

同社は先に、今年の航空機納入目標は650機以上と確認している。

ロイター
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