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ドルは102円後半で上値重い、米連休を前に積極的な動意欠く

2016年07月01日(金)12時15分

 7月1日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の102.90/92円だった。写真は都内で昨年9月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の102.90/92円だった。日経平均株価はしっかり推移したものの、ドル/円は米国の3連休を前に上値の重さがつきまとってジリ安となり、積極的な動意に欠ける展開となった。

ドル/円は前日海外時間のドル高の流れを受けて、早朝に一時103.40円をつけたあとは、ジリジリと値を下げた。日経平均株価が100円超高で寄り付いた後、上げ幅を拡大しても、ドル/円は追随する動きが鈍かった。

米国の3連休を前に、手控えムードが出ているという。月初でもあり、実需勢の動きは限定的となり、短期筋が相場の中心となった。商い自体は薄く、盛り上がりに欠けたもよう。

市場では「英国民投票後に戻り基調だった上、目先の節目とされる103円半ばもいったん試し終えただけに、週末の調整の中では上値を追いにくい」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日本で消費者物価や日銀短観、中国で製造業PMIなど、複数の経済指標の発表があったが、いずれも相場の反応は限定的だった。

ロイター
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