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米国株式市場は続落、軟調な決算が引き続き重しに

2016年04月30日(土)07時54分

 4月29日、米国株式市場は続落して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所で28日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。軟調な企業決算が引き続き相場の重しとなった。

第1・四半期決算が振るわなかったバイオ医薬品のギリアド・サイエンシズは9.1%下落し、S&Pとナスダックの最大の押し下げ要因となった。

アップルは1.1%安。ここ11営業日のうち10営業日で終値が前日水準を下回った。週間ベースでは11.3%安と、2013年1月以来の大幅なマイナスだった。4月の月間では約14%値下がりした。

今週決算発表があったガラス大手コーニングやタイヤ大手のグッドイヤー・タイヤ・アンド・ ラバー、ゼロックスも大きく売られた。

一方、インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは9.6%高の659.59ドルに急騰。第1・四半期決算が売上高、利益とも市場予想を大幅に上回ったことが好感された。

週間ベースの数字は、全ての指数で前週末終値を下回った。ダウとS&Pはともに約1.3%安、ナスダックは約2.7%安だった。ダウは2月12日までの週以来、S&Pとナスダックは2月5日までの週以来のそれぞれ大幅な落ち込みだった。

ただ、月間ベースでみると4月半ばの大きな上昇を支えにダウとS&Pは値上がりした。ナスダックだけはマイナスだった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.36対1。ナスダックも同様で、比率は1.81対1だった。

米取引所の合算出来高は90億株を超え、直近20営業日の平均である70億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 17773.64 -57.12 -0.32 17813.09 17814.83 17651.98 <.DJI>

前営業日終値 17830.76

ナスダック総合 4775.36 -29.93 -0.62 4805.79 4807.89 4740.84 <.IXIC>

前営業日終値 4805.29

S&P総合500種 2065.30 -10.51 -0.51 2071.82 2073.85 2052.28 <.SPX>

前営業日終値 2075.81

ダウ輸送株20種 7871.63 -94.41 -1.19 <.DJT>

ダウ公共株15種 654.44 +3.58 +0.55 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 645.34 -17.35 -2.62 <.SOX>

VIX指数 15.70 +0.48 +3.15 <.VIX>

S&P一般消費財 628.76 +3.18 +0.51 <.SPLRCD>

S&P素材 295.62 -1.88 -0.63 <.SPLRCM>

S&P工業 487.65 -2.57 -0.52 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 535.63 -0.67 -0.13 <.SPLRCS>

S&P金融 313.64 -2.10 -0.67 <.SPSY>

S&Pエネルギー 502.42 -0.50 -0.10 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 806.34 -12.00 -1.47 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 167.13 0.00 0.00 <.SPLRCL>

S&P情報技術 696.81 -6.23 -0.89 <.SPLRCT>

S&P公益事業 245.76 +1.36 +0.56 <.SPLRCU>

NYSE出来高 12.92億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 15925 - 575 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 15860 - 640 大阪比 <0#NIY:>

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