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ドイツ経済、深刻なリセッションには向かっていない=経済省
2019年09月13日(金)18時24分
[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツ経済省は13日に発表した月報で、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前期比で小幅なマイナスになったことを巡って、より大幅な低迷や深刻なリセッション(景気後退)に向かっているわけではないとしつつ、今のところは景気反転の兆しは見られないと指摘した。
第2・四半期のドイツのGDPは前期比で0.1%減。その後も軟調な経済指標が続いていることから、第3・四半期のGDPも前期比でマイナス成長となり、リセッション入りするとの見方が広がっている。
複数の経済研究所が今週、第3・四半期のリセッション入りを予想した。
経済省は月報で「ドイツ経済は弱い局面にある」と指摘。
「より大幅な低迷や深刻なリセッションは現時点では予想されていない。しかし、各種経済指標は、経済のより良い方向への転換も指し示していない」とした。
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