ニュース速報

クレディ・スイス、国内部門を再編 個人や若者をターゲットに

2019年08月26日(月)16時41分

[チューリヒ 26日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは26日、国内部門に2021年末までに「数億」スイスフランを投資する方針を示した。

個人・法人を顧客とする新しい事業分野「ダイレクト・バンキング」を創設する。

国内部門スイス・ユニバーサル・バンク(SUB)のデジタルサービス強化、クライアントアドバイザーの採用のほか、マーケティング、スポンサー契約にも投資する。

来月1日に立ち上げる事業分野ダイレクト・バンキングは、同行の主力金融サービスを利用する個人・法人を顧客とする。

同事業分野の個人顧客は約100万人、法人顧客は6万社、従業員は500人以上になる。マリオ・クラメリ氏がトップを務める。

同社は「クレディ・スイスでは、国内のリテールバンキングと若者の銀行顧客が、他の大半の顧客セグメントよりも市場シェアが低い傾向にある」と表明。「このため、国内部門の事業モデルを調整し、大規模な投資を行うことを決定した」としている。

ロイター
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