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6月の中国新規融資は3カ月ぶり高水準、予想は下回る

2019年07月12日(金)19時47分

[北京 12日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発表した6月の新規人民元建て融資は、3カ月ぶり高水準に増加した。景気支援のため金融システムの流動性を潤沢な水準に維持するための措置が寄与した。

アナリストの大半は、一連の支援措置により中国経済は下半期に安定すると予想している。ただ6月の経済指標はこれまでのところ弱い数字が目立っており、さらなる支援措置が必要との見方が広がっている。

6月の新規人民元建て融資は1兆6600億元(2414億7000万ドル)で、5月の1兆1800億元から増加した。ただ、市場予想と前年同月は下回った。

ロイターのアナリスト調査では、6月の新規融資は5カ月ぶり高水準の1兆7000億元に拡大すると予想されていた。融資は5月から6月にかけて拡大する傾向がある。

住宅ローンを主体とする個人向け融資は7617億元で、5月の6625億元から増加。企業向け融資も5224億元から9105億元に増加した。

マネーサプライM2は5月と同じで前年比8.5%増。アナリストの予想は8.6%増だった。

人民元建て融資残高は前年比13.0%増で、予想と5月の13.4%増を下回った。

与信や流動性の広範な指標である社会融資総量の伸びは前年比10.9%で、5月の10.6%から加速した。

社会融資総量には、新規株式公開、信託会社の融資、債券発行など、通常の銀行融資以外の簿外の与信も含まれている。

6月の社会融資総量は前月比61%増の2兆2600億元。5月は1兆4000億元、アナリスト予想は1兆9500億元だった。

ロイター
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