ニュース速報

東京マーケット・サマリー・最終(19日)

2019年04月19日(金)18時20分

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 111.91/93 1.1242/46 125.82/86

NY午後5時 111.96/99 1.1229/33 125.72/76

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い111円後半。午前の取引では、日銀の国債買入オペの減額を受けて10銭ほど円高が進んだ。きょうは復活祭前のグッドフライデーで欧米市場の取引が細ることが予想されるため、午後は調整的な売買が中心となった。

<株式市場>

日経平均 22200.56円 (110.44円高)

安値─高値   22162.23円─22250.37円

東証出来高 9億2898万株

東証売買代金 2兆0208億円

東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高など外部環境の落ち着きを好感し、景気敏感株を中心に買いが入った。ただ、10連休が接近しポジションを積極的に積み上げる姿勢は限られ、上昇一服後はもみあいを続けた。東証1部の出来高は今年最低。個別では任天堂や同社の関連株が急伸した。

東証1部騰落数は、値上がり1147銘柄に対し、値下がりが899銘柄、変わらずが95銘柄だった。

<短期金融市場> 17時14分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.072%

ユーロ円金先(19年6月限) 99.965 (変わらず)

安値─高値 99.965─99.970

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.072%になった。「出来高は若干増えてきた」(国内金融機関)ものの、引き続き金融機関による資金調達意欲は限られた。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

新発3カ月国庫短期証券(TB)の入札で、最高落札利回りはマイナス0.1358%、平均落札利回りはマイナス0.1552%と、前回(最高:マイナス0.1861%、平均:マイナス0.1984%)に比べて上昇した。市場では軟調な結果と受け止められた。

<円債市場> 

国債先物・19年6月限 152.52 (-0.02)

安値─高値 152.44─152.67

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.030% (変わらず)

安値─高値 -0.025─-0.040%

国債先物中心限月6月限は前営業日比2銭安の152円52銭と小反落で取引を終えた。米債高を引き継ぎ買いが先行したが、日銀による国債買い入れの減額を受けて売り圧力が強まった。その後は押し目買いが入り、持ち直した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずのマイナス0.030%。

日銀は午前、中期・超長期ゾーン対象の国債買い入れを通告した。中期の買入予定額は据え置きとなった一方で、超長期は減額された。需給が緩むとの見方から国債先物は前場の引けにかけて売り圧力が強まり、一時152円44銭まで下落した。「このタイミングでの減額は意外」(国内証券)との声も聞かれた。

超長期を対象としたオペ結果は弱めと受け止められたが、後場の売り圧力は限定的だった。「ショートカバーや連休前の持ち高調整の動きが出た」(国内証券)との指摘もあった。新発20年債利回りは一時、前日比1.5bp高い0.395%に上昇。その後0.385%に戻した。新発40年債利回りは同4bp高い0.620%に上昇した。

<スワップ市場> 17時11分現在の気配

2年物 0.03─-0.06

3年物 0.03─-0.07

4年物 0.03─-0.06

5年物 0.05─-0.04

7年物 0.10─0.00

10年物 0.20─0.10

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米PCE価格指数、インフレ率の緩やかな上昇示す 個

ワールド

「トランプ氏と喜んで討議」、バイデン氏が討論会に意

ワールド

国際刑事裁の決定、イスラエルの行動に影響せず=ネタ

ワールド

ロシア中銀、金利16%に据え置き インフレ率は年内
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 6

    大谷選手は被害者だけど「失格」...日本人の弱点は「…

  • 7

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    「性的」批判を一蹴 ローリング・ストーンズMVで妖…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中