ニュース速報
東京マーケット・サマリー・最終(19日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 111.91/93 1.1242/46 125.82/86
NY午後5時 111.96/99 1.1229/33 125.72/76
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い111円後半。午前の取引では、日銀の国債買入オペの減額を受けて10銭ほど円高が進んだ。きょうは復活祭前のグッドフライデーで欧米市場の取引が細ることが予想されるため、午後は調整的な売買が中心となった。
<株式市場>
日経平均 22200.56円 (110.44円高)
安値─高値 22162.23円─22250.37円
東証出来高 9億2898万株
東証売買代金 2兆0208億円
東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高など外部環境の落ち着きを好感し、景気敏感株を中心に買いが入った。ただ、10連休が接近しポジションを積極的に積み上げる姿勢は限られ、上昇一服後はもみあいを続けた。東証1部の出来高は今年最低。個別では任天堂や同社の関連株が急伸した。
東証1部騰落数は、値上がり1147銘柄に対し、値下がりが899銘柄、変わらずが95銘柄だった。
<短期金融市場> 17時14分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.072%
ユーロ円金先(19年6月限) 99.965 (変わらず)
安値─高値 99.965─99.970
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.072%になった。「出来高は若干増えてきた」(国内金融機関)ものの、引き続き金融機関による資金調達意欲は限られた。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。
新発3カ月国庫短期証券(TB)の入札で、最高落札利回りはマイナス0.1358%、平均落札利回りはマイナス0.1552%と、前回(最高:マイナス0.1861%、平均:マイナス0.1984%)に比べて上昇した。市場では軟調な結果と受け止められた。
<円債市場>
国債先物・19年6月限 152.52 (-0.02)
安値─高値 152.44─152.67
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.030% (変わらず)
安値─高値 -0.025─-0.040%
国債先物中心限月6月限は前営業日比2銭安の152円52銭と小反落で取引を終えた。米債高を引き継ぎ買いが先行したが、日銀による国債買い入れの減額を受けて売り圧力が強まった。その後は押し目買いが入り、持ち直した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずのマイナス0.030%。
日銀は午前、中期・超長期ゾーン対象の国債買い入れを通告した。中期の買入予定額は据え置きとなった一方で、超長期は減額された。需給が緩むとの見方から国債先物は前場の引けにかけて売り圧力が強まり、一時152円44銭まで下落した。「このタイミングでの減額は意外」(国内証券)との声も聞かれた。
超長期を対象としたオペ結果は弱めと受け止められたが、後場の売り圧力は限定的だった。「ショートカバーや連休前の持ち高調整の動きが出た」(国内証券)との指摘もあった。新発20年債利回りは一時、前日比1.5bp高い0.395%に上昇。その後0.385%に戻した。新発40年債利回りは同4bp高い0.620%に上昇した。
<スワップ市場> 17時11分現在の気配
2年物 0.03─-0.06
3年物 0.03─-0.07
4年物 0.03─-0.06
5年物 0.05─-0.04
7年物 0.10─0.00
10年物 0.20─0.10