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INCJなどがダイナミックマップ追加出資、米アッシャー買収
2019年02月13日(水)14時09分
[東京 13日 ロイター] - 官民ファンドのINCJ(東京都千代田区)は13日、3次元道路地図データ会社、ダイナミックマップ基盤(東京都港区)に追加出資すると発表した。ダイナミックマップ基盤はこの資金を使い、同業の米アッシャー(ミシガン州)を買収、グローバル事業を強化する。
INCJが180億円(上限)、三菱電機<6503.T>とジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブ(東京都千代田区)がそれぞれ20億円を出資する。
ダイナミックマップ基盤は2016年6月に設立。路面や車線などの静的情報に渋滞や事故などの動的情報を組み込んだダイナミックマップは自動運転に不可欠とされており、トヨタ自動車<7203.T>など国内自動車メーカー10社も出資している。
アッシャーは2016年12月に設立。ダイナミックマップ基盤と同様の事業を手掛けており、米ゼネラル・モーターズ(GM)
ダイナミックマップ基盤は買収により、地図データの仕様やデータ更新手法などを日米で共有化、さらなるデータ整備エリアの拡大を目指す。
(志田義寧)
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