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米下院議長の外国訪問、政府機関閉鎖で延期=トランプ大統領

2019年01月18日(金)08時39分

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、議会下院のペロシ議長(民主党)に書簡を送り、ペロシ氏のベルギー、エジプト、アフガニスタン訪問予定が、政府機関の一部閉鎖のため延期されたと伝えた。

ぺロシ氏の報道官ドルー・ハミル氏によると、ぺロシ氏はアフガニスタンの駐留米軍兵士らを訪問する際に、ブリュッセルに立ち寄って会談を行い、北大西洋条約機構(NATO)への「強い関与」を再表明する予定だった。エジプトは旅程に含まれていなかった。

ハミル氏は、ツイッターへの投稿で「外遊の目的は米軍兵士らの奉仕に感謝を伝え、前線部隊から重要な国家安全保障・諜報関連の説明を受けることだった」と明らかにした。

トランプ氏は訪問延期を知らせなければならないことを残念に思うとし、「(政府機関一部)『閉鎖』が終わった時点で、この7日間の小旅行時期を再調整する」と述べた。

下院議長は通常、外遊に軍用機を使用する。最高司令官のトランプ氏が何らかの行動に出たもようだ。

ホワイトハウスのサンダース報道官は「国防総省の承認が必要なペロシ氏の軍用機使用資格をトランプ氏が保留した」「トランプ氏が書簡で明示したように、ペロシ氏は引き続き渡航できるが、民間機を使う必要がある」とした。

ペロシ氏は16日、トランプ氏に宛てた書簡で、29日に予定されている一般教書演説を延期するよう要請していた。

ぺロシ氏は17日、これに関してホワイトハウスから返事を受け取っていないとした。トランプ氏も書簡でこの件には言及しなかった。

*内容を追加します。

ロイター
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