ニュース速報

東京マーケット・サマリー(14日)

2018年12月14日(金)18時13分

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 113.54/56 1.1352/56 128.93/97

NY午後5時 113.62/65 1.1361/66 129.03/07

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円半ば。午前は実需筋のドル売り/円買いが観測されたほか、日経平均の大幅反落や中国株安が下押し圧力を強めた。午後は材料に乏しく、113.40円台を中心に小動きが続いた。

<株式市場>

日経平均 21374.83円 (441.36円安)

安値─高値   21353.94円─21751.31円

東証出来高 18億7153万株

東証売買代金 3兆1637億円

東京株式市場で日経平均は大幅に反落した。世界景気に対する先行き懸念が相場の重しとなる中、海外短期筋とみられる先物売りに押され、下げ幅は440円を超えた。中国の11月鉱工業生産や小売売上高が低調な内容となったことも、投資家心理の悪化につながった。

東証1部騰落数は、値上がり252銘柄に対し、値下がりが1826銘柄、変わらずが50銘柄だった。

<短期金融市場> 17時20分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.065%

ユーロ円金先(18年12月限) 99.950 (変わらず)

安値─高値 99.950─99.950

3カ月物TB -0.250 (-0.010)

安値─高値 -0.250─-0.250

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.065%になった。準備預金の積み最終日を迎えて、朝方は最終調整目的の調達需要が示されたが、調達一巡後は弱含みとなった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.187%とマイナス幅が拡大した。ユーロ円TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.050%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

新発3カ月物国庫短期証券の入札は、入札前取引を反映し強めの結果になった。

<円債市場> 

国債先物・19年3月限 152.02 (+0.25)

安値─高値 151.81─152.02

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.030% (-0.020)

安値─高値 0.045─0.025%

長期国債先物は大幅反発して引けた。国債大量償還を控えた好需給に加えて、日経平均株価が大きく値下がりしたことから買いが優勢になった。長期国債先物中心限月3月限の大引けは前営業日比25銭高の152円02銭と中心限月の日中取引ベースで16年11月9日以来となる高水準を付けた。日銀が14日発表した12月全国企業短期経済観測調査(短観)の結果は、総じて足元しっかりだったが、先行きは楽観できる内容ではないとの評価がみられた。

現物債市場では、先物高に連動して金利に低下圧力がかかった。超長期・長期を対象にした日銀の国債買い入れオペの応札倍率が前回から3本とも低下し、需給の引き締まりが意識されたことも金利を押し下げた。日銀が「残存5年超10年以下」のオファー額を4300億円とし、前回から200億円の減額に踏み切ったことの影響は限られた。

欧州中央銀行(ECB)は13日、主要政策金利を据え置くと同時に、量的緩和(QE)を終了させることを正式に決定した。積極的に材料視されるまでに至らなかった。

<スワップ市場> 16時22分現在の気配

2年物 0.05─-0.04

3年物 0.06─-0.04

4年物 0.07─-0.03

5年物 0.08─-0.01

7年物 0.13─0.03

10年物 0.25─0.15

ロイター
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