コラム

ダライ・ラマ10月訪米へ向けてオバマの厳しい決断

2009年04月23日(木)04時04分

 AP通信のフォスター・クラグによれば、大統領は厳しい決断を迫られることになる。


 74歳でいかにも華奢なこのチベット僧は、10月に訪米してバラク・オバマ大統領に面会を求める見通しで、その行方が注目されている。

 チベット仏教の最高指導者で亡命中のダライ・ラマに会うかどうか、オバマはきわめて微妙な計算をしなければならない。ダライ・ラマは彼の支持者にとっては平和のシンボルだが、中国政府にとってはチベット独立を画策する「僧衣をまとったオオカミ」だ。

 オバマが会見についてどんな決断をしようと、怒りを買うことになるのはまちがいない。


 オバマがダライ・ラマを門前払いするとは思わない。だが、過去の大統領と同じく、ホワイトハウスから離れた場所や、非公式な場所での会談ですませたとしても不思議ではない。

 ついでながら、本誌サイトの別のブログで、小さいながら大きな影響力をもつ国のリストを掲載している。そこに挙がっているスウェーデンや北朝鮮などに加え、ダライ・ラマ率いるチベット亡命政府を推薦したい。

──ジョシュア・キーティング

Reprinted with permission from "FP Passport" http://blog.foreignpolicy.com, 24/04/2009. © 2009 by Washingtonpost.Newsweek Interactive, LLC.

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国際政治学者サミュエル・ハンチントンらによって1970年に創刊された『フォーリン・ポリシー』は、国際政治、経済、思想を扱うアメリカの外交専門誌。発行元は、ワシントン・ポスト・ニューズウィーク・インタラクティブ傘下のスレート・グループ。『PASSPORT:外交エディター24時』は、ワシントンの編集部が手がける同誌オンライン版のオリジナル・ブログ。

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