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Editor's Note

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検事の犯罪をバッシングで終わらせるな

 リスクマネジメントの世界で数年前から重視されはじめた概念に、デジタル・フォレンジック(digital forensic)というのがある。直訳すると「デジタル

2010.09.22

ヨロンヨロンと叫び続ける愚かしさ

 先日あるラジオ番組の企画で、「こいつはスゴイ! と思う日本の男を挙げてください」と質問された。パッと思いつかず、5分近く悩んでやっと頭に浮かんだのが「龍馬」と

2010.09.14

靖国参拝を「記号化」する不毛

 終戦の日、民主党政権のすべての閣僚が靖国神社を参拝しなかったことを、読売、毎日、産経、朝日、東京の各紙が1面で報じていた。「外交でのアジア重視の表れ」と解説

2010.08.16

電子書籍はいかに読者を見失うか

 80年代の終わり、池袋の西武百貨店の地下にあったリブロという書店によく行った。家からわりと近い銀座近辺に教文館、近藤、山下、旭屋、福家、改造社、丸善、八重洲

2010.07.13

大相撲「連帯責任」に物言いを

 NHKが大相撲名古屋場所の生中継の中止を決めた。視聴者から1万2000件以上の電話やメールがあり、反対意見が68%を占めたという。ようやくほとぼりのさめた受

2010.07.06

日本代表をほめたくない理由

 疲れた。パラグアイ対日本の試合。90分終わって同点だったらすぐにPK戦で片がつく、と思っていたせいもある。延長戦があるとは知らなかったので驚いた。開き直るわ

2010.07.01

たった2年で形骸化したG20サミット

 主要8カ国首脳会議、いわゆるG8サミットが今年も今週末に北半球の聞いたこともない町(今年はカナダのどこか)で開かれている。日本にはサミット取材を自慢したりす

2010.06.26

はやぶさを事業仕分けない無責任

 地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」について、昨年11月の事業仕分けで後継機「はやぶさ2」等の開発予算を削ったことを民主党が今さら弁解している。枝野幹事長

2010.06.15

菅政権に期待するなら期待するな

 日曜日、新聞を見て驚いた。各社が週末に行った世論調査で、民主党の菅直人新首相に期待する(支持する)と答えた人が軒並み50%を超え、民主党の支持率、参院選で民

2010.06.07

鳩山辞任の責任と無責任

 鳩山首相が辞めた。両院議員総会でのよどみないスピーチはもっともらしい内容だったが、放り出したことには変わりない。安倍、福田の2人の総理が無責任にも辞めたのと

2010.06.02

中国「4歳のマイケル」に見る素人バブル

 台湾版スーザン・ボイルの次は、中国の4歳の「プリンス・オブ・ポップ」。MJそっくりのコスチュームでムーンウォークを披露する"小宝(Xiao Bao)"こと王

2010.05.26

アメリカから見た普天間劇場

 米軍基地の問題についてアメリカはどう思っているんでしょうか。テレビ番組などでそう訊かれることがよくあるが、答えは「アメリカ」が何を指すかによって変わってくる

2010.05.19

ワシントン・ポストのNewsweek売却について

 ニューズウィーク(と日本版)はどうなってしまうんですか? この3日間、あちこちで人にそう聞かれた。結論から言うと、Newsweekとニューズウィーク日本版は

2010.05.09

李明博のチョンゲチョンにて

 連休を利用して、久しぶりにソウルを訪れた。着いた日、二十数年ぶりに仁寺洞に行ってみて驚いた。骨董品店がたち並ぶ、静かで風情のあるイメージだった街並みが、韓紙

2010.05.04

台湾版スーザン・ボイル、食われる

 GlobalPostのジョナサン・アダムズの記事によると、台湾版スーザン・ボイルとして話題になっている林育羣(リン・ユチュン)が、一風変わったデュエットで新

2010.04.24

「日本沈没」って言うな

 続々と新党を立ち上げる政治家の方々によると、日本はとんでもないことになっているらしい。  「このままでは日本は沈没する。健全な批判勢力を参院につくることが第

2010.04.22

「赤シャツ隊」の気になる日当

 ジャカルタに火の手が上がり、スハルト政権が突然倒れていったあの時。マハティールを脅かした副首相アンワルへの弾圧にマレーシアが揺れたあの時。現地の記者から気合

2010.04.16

「ママさん飛行士」って言うな

 日本のマスコミはなぜ、働く女性に「ママさん」をつけたがるのだろうか。  スペースシャトルで国際宇宙ステーション(ISS)に飛び立った山崎直子さんのこと。男と

2010.04.06

ガチンコ対決?

 今日届いた、アメリカ国内で売られているニューズウィークのドメスティック版。  表紙は日本版と同じiPadの特集ですが......  ひっくり返すと.....

2010.04.01

グーグル撤退が中国経済を窒息させる

 グーグル撤退はボディブローのように中国にダメージを与え、日本や欧米との新たな摩擦を生むかもしれない。  言論の自由とか、検索市場のシェアがどうとかいったこと

2010.03.24
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BLOGGER'S PROFILE

竹田圭吾

1964年東京生まれ。2001年1月よりニューズウィーク日本版編集長。

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