キリストを包んだとされる「聖骸布」はやはり偽物だった?...中世の時点で既に告発されていた
Discovery Reveals We've Been Debunking the Shroud of Turin for 650 Years
科学的にも否定されつつあるが、今なお信じている人も
サルゾーによれば、オレームは1350年代に学者および王の顧問として仕えていた際、リレーでの詐欺について知った。聖骸布は1355年頃までリレーで展示されていたが、俳優を雇ってまで奇跡を演出していたことが発覚したため、トロワの司教によって撤去が命じられていた。
その後、聖骸布は数十年姿を消した。教皇クレメンス7世が再び聖骸布の展示を許可した際には、「本物」ではなく「模造」であることを明記することを条件としていた。
聖骸布は1389年、ダルシがクレメンス7世宛てに送った覚書において正式に偽物と宣言された。この中でダルシはフランス王シャルル6世に対しても「人工的に描かれた、作り物の布」であるとして今後、展示しないように求めていた。
サルゾーは「この聖骸布は、中世における偽造聖遺物として最も多くの記録が残されている事例だ。そして、教会と聖職者自身によってその崇拝が非難され、阻止された数少ない例のひとつでもある」と指摘する。
聖骸布には、裸体の男性の正面および背面の痕跡が薄く残されており、磔刑後のイエスの伝統的な描写に一致する。長年にわたって論争が繰り広げられてきたが、今なお多くの人々が本物だと信じ続けている。
過去に行われた放射性炭素年代測定では、この布の起源は13世紀末から14世紀にかけてのものであるとされた。最近では7月に『アーキオメトリ―(Archaeometry)』誌で発表された3D分析によって、布がイエスの遺体ではなく彫像に巻き付けられていた可能性が高いとの結論が示されている。
トリノ大学のキリスト教史および教会史の教授であり、聖骸布研究の第一人者であるアンドレア・ニコロッティ教授は、今回発見された文書について「中世ではすでに、聖骸布が本物ではないと認識されていたことを示す、さらなる歴史的証拠だ」と述べた。
「オレームの見解が重要なのは、彼がこの論争に直接関与しておらず、自らの立場を正当化する必要のある利害関係者ではなかった点だ」
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