コーラもピザもNG「アメリカ製品はもういらない」...インドの消費者に起きた意識の変化とは?
マックパフは巻き込まないで
反米不買運動がくすぶる中で、米電気自動車(EV)メーカーのテスラはインド・ニューデリーに2つめのショールームをオープンした。11日の開業式典にはインド商工省当局者らや駐インド米国大使館員らが出席した。
モディ氏が率いるインド人民党(BJP)と関連した政治団体スワデシ・ジャグラン・マンチ(SJM)は10日にインド各地で小規模集会を開催し、米国製品の不買を主張した。
SJMのアシュワニ・マハジャン共同代表はロイターに対して「人々は現在、インド製品に注目している。成果が出るまでにはいくらかの時間がかかるだろう」と指摘した上で、「これは愛国意識と愛国心の呼びかけだ」と訴えた。
マハジャン氏はSJMがワッツアップでシェアしている表を示し、そこには外国製品の代わりに選べるインドブランドの石けんや歯磨き粉、飲料をリストアップしている。
SNSではSJMのキャンペーンの1つとして「外国の飲食店チェーンをボイコットしよう」と題したグラフィックが拡散され、マクドナルドをはじめとする多くの飲食店ブランドのロゴが掲載されている。