大酒のみで癇癪持ち、体罰も当たり前...中国トップの習近平の父・習仲勲の苛烈極まる教育法とは
For Love of Party

当時の家庭では厳しい子育てが一般的だった。習近平(左端)と弟の遠平、父の仲勲(1958年) XI ZHONGXUN HUACE
<現在の中国の国家主席、習近平はどのようにして出来上がったのか。厳格すぎる共産党幹部の父との家庭生活から中国のトップのルーツを探る>
中国の習近平(シー・チンピン)国家主席の父親である習仲勲(シー・チョンシュン)は、共産革命による中華人民共和国の成立、大躍進政策、文化大革命を経て、天安門事件後の時代まで60年以上にわたって、中国共産党の中枢で活躍した。
アメリカン大学(ワシントン)のジョセフ・トリジアン准教授の新著『党の利益を全てに優先させて(The Party’s Interests Come First)』(未訳)は、習仲勲の生涯について記した初めての英語の評伝だ。子供時代の習近平に父親が与えた影響も記されている。以下に、習一家の家庭生活に関する記述を抜粋して紹介する。
習仲勲は仕事の世界で目が回るほど多くの政策上の難題に対処していた上に、失脚と復活を経験するなど、政界での激しい浮き沈みにも見舞われたきた。しかし、中国共産党の高官たちは、家庭においても政治から逃れることはできなかった。
子供たちの教育や余暇の過ごし方に始まり、衣服や食事に至るまで、習一家の家庭生活はことごとく、共産党のエリート層が共有していた優先事項によって決まっていた。
ソ連の著名なボルシェビキ思想家だったアーロン・ソルツが記しているように、「共産主義者の家庭は、共産党細胞(基礎組織)の原型でなくてはならない」と考えられていた。
その点、共産党幹部が温かな家庭生活を送ることは、共産党がブルジョワ的誘惑および物質主義と戦い続ける上で、戦いの土台を揺るがしかねないと懸念されていた。共産党指導部は家族が革命的熱情を失い、子供たちが甘やかされて育って大衆と乖離することを恐れていたのである。
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