最新記事

ゲーム

プレステ5がネット販売で「1秒後に売り切れ」、ゲーマーの怒りのツイートがあふれる

Walmart PS5 Restock Leaves Gamers Angry as Sony Console Sells Out

2020年11月27日(金)14時15分
セレン・モリス

今月12日の発売日にアメリカの店頭に並んだPS5 Carlo Allegri-REUTERS

<9月に事前予約が始まり今月12日に発売されたPS5、あまりの人気に入手困難な状態が続いている>

ソニーの新型ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」を、米小売チェーン最大手のウォルマートが今週ネット販売したところ、販売開始直後に売り切れとなり、ネット上にはゲーマーの怒りの投稿があふれた。

ウォルマートは、今週26日の感謝祭を前にPS5を再入荷し、25日午後9時(東部時間)からサイト上でPS5と「Xbox Series X」を販売した。しかし今月12日のPS5の発売日と同様、今回も即座に売り切れてしまった。

今回の販売はサイト上だけで、店舗が休みとなる感謝祭当日にも、毎年セールが開催される翌日の「ブラックフライデー」にも店頭では販売されない。

PS5は9月の事前予約の際も、アメリカでの発売日の12日にも購入が困難だったため、ゲーマーにとってはこれが3度目の「チャンス」だった。幸運にも購入できたゲーマーはいたが、多くは今回も手に入らずネット上で不満を爆発させた。

そんなゲーマーの1人ベンは、「別の方法」で入手するというジョークのツイートを投稿した。「なんでみんな、PS5がウォルマートで売り切れたことだけを話しているのかな? 僕はちょうどカートに入れたところだ」と書いて、拳銃を収めるホルスターと顔を隠すスキー用の目出し帽、黒いスニーカーをカートに入れた画像を付けている。


別のゲーマーは、スパイダーマンがガールフレンドのメリー・ジェーンの姿に手を伸ばしたところ消えてしまい「ノー」と叫ぶ動画とともに、「ウォルマートで買おうとしたのに1秒後に売り切れた」とツイートした。


カートに入れるところまではできたのに、購入する前に売り切れになってしまったというケースもあったようだ。

あまりにも一瞬でPS5が売り切れたために、転売で儲けようとする「転売屋」がボットで購入したのではないか、という憶測まで出ている。一方で、単純に需要が極端に高いのに、販売数が限られているから、という見方もある。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ南部オデーサに無人機攻撃、2人死亡・15

ビジネス

見通し実現なら利上げ、不確実性高く2%実現の確度で

ワールド

米下院、カリフォルニア州の環境規制承認取り消し法案

ワールド

韓国大統領代行が辞任、大統領選出馬の見通し
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 7
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 8
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 9
    ポンペイ遺跡で見つかった「浴場」には、テルマエ・…
  • 10
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中