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元KARAク・ハラ、死後に噴き出した韓国の闇──遺産争い・N番部屋・女性嫌悪

2020年4月14日(火)20時10分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

ク・ハラの他にもオ・ドクシクに泣いた芸能人が

一方で、このオ・ドクシクは、2009年性接待強要を苦に自殺をした女優チャン・ジャヨンの裁判にて、加害者と起訴されていた元マスコミ記者に無罪判決を言い渡したことでも多くの反感を買っていた。その無罪判決も「誕生日会でセクハラがあったのならパーティーは中断していたはずだ」という理不尽な理由だったことが、さらに国民のオ・ドクシクへの不信を高まらせている。

28歳という若さでこの世を去ってしまったク・ハラ。彼女の死は今でもたくさんの課題を残している。今後元恋人の罪が確定し、遺産問題に片が付いたとしても彼女はもう戻ってこないが、今同じような状況で苦しんでいる人たちが第二第三のク・ハラとなるのを防ぐ為にも一刻の早い解決を望んでいる。

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