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ISIS、ラマダン中に欧米や中東など各地で攻撃行うよう呼びかけ

2017年6月13日(火)15時00分

6月12日、過激派組織イスラム国(IS)の広報担当者が発表したとみられる音声メッセージが公表された。写真はイスラム国の旗。イラクのモースル東部で1月撮影(2017年 ロイター/Alaa Al-Marjani)

過激派組織イスラム国(IS)の広報担当者が発表したとみられる音声メッセージが公表された。この音声は12日、暗号化メッセージアプリ「テレグラム」のISのチャンネルを通じて公表されたもので、5月末に始まったイスラム教の断食月ラマダンの期間中に、米国、欧州、ロシア、オーストラリア、イラク、シリア、イラン、フィリピンで攻撃を行うよう信奉者に呼びかけている。

メッセージの信ぴょう性は独立に確認されていないが、以前に音声メッセージを発信した同担当者と同じ声だった。

メッセージは「おお、モスル、ラッカ、タッル・アファルの獅子たちよ、その純粋なる腕と輝ける顔に神の祝福あれ。強硬派や背教者を告発せよ。欧州、米国、ロシア、オーストラリア、その他の場所にいる忠誠と信仰の信者に告ぐ。あなたがたの土地で、あなたがたの兄弟たちはよくやっている。彼らを手本に、同様の行動をとるべし」と述べた。

[カイロ 12日 ロイター]


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