自動運転車は「あおり運転族」の格好のカモである
また、ヨーロッパ以外ではアメリカ、シンガポール、中国が自動運転車実験の主な拠点になっている。Baidu、Tencent、Alibabaは、テストのための資金を直接、あるいはスタートアップ企業を通じて提供している。
シンガポールでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンアウトしたnuTonomyが、2018年までの実用を目標としたシャトルバスのテストを開始した。このように各国において技術の発展は進んでいるが、その技術を使う我々人間の考え方は発展していないようだ。
技術というものは、それ自体ではなく「使い方」次第で良し悪しが変わるものである。技術を手にする者が悪人であれば、それは脅威でしかないだろう。