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3度「ブレイク必至」と言われ続けた俳優、話題作で「ブレイク」できるのか? 「失敗したら転職」

A Dream Role

2025年6月19日(木)17時15分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)

──これまでの出演作と何が違った?

今までとは違う意味で手ごわい仕事だった。どうしたら観客を笑わせつつ不安をかき立てられるのか、そのバランスの取り方に悩んだ。僕が演じる男は大きな権力を持ち、さんざんひどいことをしている。コメディーの天才3人に囲まれ、そんな役をうまく演じられるのか心配だった。


──テック界の富豪4人組にはモデルがいそう。

実在の人物と比較されるのは分かってる。でも4人はジェシーの頭から生まれた架空のキャラクターだ。最近はテック界のCEOや富豪が専門外の政治について、当たり前のように意見を言うよね。そうした現実を踏まえた上で、どんな演技が求められるのか考えた。ジェシーの書いたセリフは最高に冴えてるよ。

──今回の演技で、あなたは間違いなく話題の人になる。

僕は今までに3度「ブレイク必至の俳優」と呼ばれた。笑えるよね。いつまでたっても「ブレイク必至」で、ブレイクには至らないんだから。

今はすごく前向きで、スイッチが入った気分。仕事には本当に恵まれていると思う。役者として食べていけるだけで、夢のようだよ。

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